ココにも使えるの!? 思わぬところで活躍する「100均グッズ収納術」4つ
便利なアイテムがたくさん見つかる100円ショップですが、実は通常の使い方からさらにもう一捻りすることで、あっと驚くような便利な使い方ができるんです。整理収納アドバイザーである七尾亜紀子さん宅でも、さまざまな使い方をすることで暮らしをより便利にできるように日々工夫しているそう。
そこで今回は七尾さんが、100均グッズを使った“意外な収納”をご紹介します。
1:ワイヤーラティス・面ファスナー配線ベルトを使った「テーブル下収納」
まず、1つ目はこちらのテーブル下のランチョンマット収納です。
毎日食事の時に使うランチョンマットをもっとラクに出し入れできないか……と考えた末に編み出した、テーブルに座ったままで出し入れできるズボラ収納として活用!
こちらは、100円ショップなどでよく見かけるワイヤーラティスを、ケーブルをまとめるのに使う面ファスナー配線ベルトでテーブル下に固定して棚にしています。いずれも元々は別の用途で買ったものを使いまわした収納アイデアですが、我ながら名案!と思った活用アイデアです。
テーブルの構造によってはファスナー配線ベルトが取り付けられない場合もあるかと思いますが、そのときは突っ張り棒で代用する方法もありますよ。
2:軟式カードケースを使った「扉裏収納」
2つ目は、軟式カードケースを使った扉裏収納です。
洗面所のシンク下収納の扉に換気扇用のお掃除フィルターを収納するのに使っていて、とても便利です。
これも100円ショップによく売られている軟質カードケースを両面テープで貼り付けただけの簡単収納です。
トイレにも吊り戸棚の扉裏に同じものを貼り付けていたり、キッチンの吊り戸棚裏にはもう少し小さいサイズのカードケースを賞味期限のラベリング用シールの収納用に取り付けていたりします。
扉裏などにちょっとした小物やカード類を収納したいときには便利!
3:マグネット式タオルバーを使った「バスサンダル収納」
続いてはこちらのお風呂のバスサンダル収納です。
この収納を作るまではずっとバスサンダルの置き場所に困っていて、洗濯機の上やお風呂の扉のタオル掛けなどを行ったり来たりしてジプシー状態だったのですが、マグネットでお風呂の壁に取り付けができるようになってから、とてもラクになりました。
こちらはセリアのマグネット式タオルバーを使っています。タオル用ではあるものの、見事に幅が手持ちのバスサンダルにぴったりでした。
一般的なお風呂の壁はだいたいマグネットが付くようにできているようなので、お風呂に壁掛け収納を作りたい方はいろいろ試してみても良いかもしれません。
4:粘着フックを使った洗面所鏡裏の「ゴミ袋収納」
そして最後はこちらのゴミ袋収納です。
洗面所にあるゴミ箱のゴミ袋は、以前はキッチンの食器棚引き出しに置いていたのですが、ちょっとの距離でも取りに行くのが手間だったので、すぐゴミ袋替えができるように扉裏に収納スペースを作りました。
こちらにはこの100円ショップで買った透明粘着フックを使っています。これを2つ取り付けたものに麻紐を横に渡し、それにビニール袋を引っ掛けて収納しています。
ゴミ箱のすぐ近くにゴミ袋が収納できるようになったことで、ゴミ替えのストレスをだいぶ減らすことができました。
「これだ!」というアイデアに巡り会えて不便が解消すると、本当に気持ちがスカッとしますよね。日常のちょっとした不便を見つけたら、解消する方法がないか100円ショップなどで探してみてはいかがでしょうか。