なくしたら楽に!プロが実感した「やめて&なくしてよかった家事・グッズ」8つ
掃除に洗濯、料理に風呂掃除、買い物……忙しい毎日のなかで家事を効率化するのは、自分の時間をつくるためには最重要課題ですよね。
そこで今回は、実際にプロが「やめてよかった!」「なくしてよかった!」と実感した家事やアイテムをご紹介します。めんどうだな、時間がかかるなと思っていた家事は、もしかしたら不要かもしれませんよ。
その1:スーパーでの買い物をやめる
どうしても必要なものが切れてしまって次の配達に間に合わない場合にはやむなくスーパーで買い足すこともありますが、ピンポイントの指名買い以外でスーパーに買い物へ行くことはあまりないようにしてみましょう。
スーパーの売場で買いたいものを探してレジに並んで袋詰して重たい荷物を運んで……という時間をできるだけカットしたいので、送料がかかったとしても、その時間のロスに対して払っていると思えば高くないですよ。
その2:常備菜の作りおきをなくす
料理をした際に多めにつくって翌日以降分にも回すことはありますが、わざわざつくりおきのためだけに常備菜をつくることはしません。できるだけ“わざわざ”やることを減らしたいというのが1番の理由です。
その日にやらなくても、翌日以降の家事に影響がないものは極力なくしていきましょう。
その3:平日の掃除機がけをやめる
平日は完全に自動掃除機にまかせているため、プロでわざわざ掃除機をかけることはしないそう。
寝室やトイレなど、電気掃除機が回せない場所もあるのですが、そういった箇所は週末の30分お掃除のフローに入れて平日はやらない、と割り切ってみては。
その4:コンロ周りでの布きんの使用をやめる
めんどくさいと感じるコンロ周りの掃除ですが、油汚れは時間がたつと落としにくくガンコな汚れになってしまうため、1日1回はサッと拭き掃除をして汚れをためないことが大切です。
そんなコンロ周りの拭き取りには、布きんを使うのをやめて、“使い捨て”を使うことで楽ができます。
使い捨てには、「もったいない」「コストがかかる」などのマイナスイメージがあるかもしれませんが、油汚れを拭いた布きんを洗うのは、結構な手間ですよね。コンロ周りを拭き取るだけでも、その後に丁寧に布きんを洗って干して……という工程を考えると、取り掛かりのハードルは自然と上がってしまうはずです。
コンロ周りの拭き掃除に布きんを使うことをやめたら、それに付随する手間から解放されますよ。
その5:洗濯物をたたむ・干すことをやめる
キッチンでの家事に次いで、手間がかかるのが洗濯。
洗濯機をまわしたあとには、“干す・取り込む・たたむ・しまう”といった工程が待っています。そんな洗濯を楽にするためには、クローゼットの収納をハンガーメインの収納に変え、洗濯物を干す際のハンガーと共用にすることが効果的です。
洗濯物を干す際に使ったハンガーのまま収納できることで、“取り込む・たたむ・しまう”という工程を一連の動作で済ませることが可能です。結果として、“洗濯物をたたむ”ことをやめることができますね。
また、洗濯機の機能を活用して、乾燥までおまかせしてしまうことで、“洗濯物を干す”ことをやめられるというパターンもありますね。
収納の方法や家電の選び方も、家事の賢い手抜きには大切なポイントです。
その6:大きな水切りかごをなくす
洗い終わった食器を置くための“水切りかご”。
キッチンには必要な水切りかごですが、なかなかの存在感で作業スペースを狭くしてしまうのが悩みのタネですよね。そんな大きいサイズの水切りかごは、思い切ってサイズダウンしてしまうのもひとつの方法です。
洗い物が収まりきらないと困るからと、大きいサイズの水切りかごを選んでいることも多いですが、ひとまわり小さなサイズのものに変えるだけでも、作業スペースが広がり、家事のしやすさを実感するはず。
水切りかごのサイズが小さくなったことで、こまめに洗い物をするようになったり、洗い終わった食器をすぐに拭いて食器棚に戻せるようになったりといったメリットもあります。
その7:インテリア雑貨をなくす
キッチンの雰囲気作りにと飾る“インテリ雑貨”も、数が多すぎることで、家事の効率を妨げてしまう場合があります。
キッチンに細かい雑貨を飾ることで、はじめのうちは楽しめるかもしれませんが、次第に汚れが気になりはじめてしまうことは避けられません。キッチンでの汚れは、ホコリに加えて油の汚れもあるため、とてもやっかいです。
せっかく飾った雑貨も、掃除の手間が増えてしまっては、家事の負担を増やしてしまう結果に。かといって掃除をしなければ、キッチンの清潔感は損なわれてしまいますよね。
キッチンはあくまでも作業の場。インテリアを楽しむのはポイント程度に抑えすっきりさせておくことで、掃除の手間を増やすことなく、スペースを有効に使えます。
その8:増え続けるタオルを最小限に保つ
ついつい買ってしまう、頂き物が多いタオル。気づかないうちに増え続けてしまうタオルは、一斉入れ替えのタイミングを決めて、必要最小限の量をキープしましょう。
ちなみにインテリアのプロは、トイレと洗面所とキッチンのタオルは2枚ずつ。傷んだタイミングでそれぞれ全て交換して常に2枚をキープしているそう。
バスタオルを持たず、そのほか、家族の洗顔やお風呂上がりに使うタオルは、8枚のフェイスタオルを使い、梅雨明けに毎年総入れ替え。次々追加せずに、タイミングを決めてサッパリ入れ替えれば、すべてのタオルを効率よく使い切れて、収納が膨らみ続けることを防げますよ。
生活する上で避けることのできない家事。でも、全て頑張る必要はありません。手を抜けるところを見つけて、効率よく、めんどくさい家事の時短を叶えていきましょう!
【画像】
※versummerphoto、Daria Minaeva / Shutterstock.com
※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。