マンネリ打破!プロが現場で使う「ブラウンアイシャドウ」の使い分けテク
使い勝手がいいコスメといえば、“ブラウン系アイシャドウ”。ただいつも同じ使い方をして、毎日似たような雰囲気になっていませんか? ビューティープロデューサーの小笠原彩さんによると、雑誌の撮影でメイクをする際、圧倒的にブラウンアイシャドウを使うことが多く、一日に何パターンも同じような色味でメイクする必要があったんだとか。
そこで今回は小笠原さんが、実際に現場でよく取り入れていた“ブラウンアイシャドウ”の使い方をご紹介します。少しのテクニックで印象が変わるので、ぜひいつものメイクに取り入れてみて!
パターン1:お手持ちのブラウンアイシャドウにテクスチャーを追加する
まずは普段お使いのブラウンアイシャドウパレットの印象を変えたい場合。少し違うテクスチャーを追加することで、印象を簡単に変えられます。大きめのパールがしっかりと入っていて、ブラウンの色味を邪魔しないようなアクセントになるアイシャドウを追加してみましょう。
使い方1:普段通りブラウンのアイシャドウを塗布(赤部分)
使い方2:図のように目を開いた時に少し見える位の位置に、テクスチャーの違うアイシャドウを重ねる(青部分)
このようにテクスチャーの違うアイシャドウを一点投入すると、普段とは全く違うアイシャドウのように楽しめます。このときにテクスチャーを変えている、という印象が分かりやすいように、少し大きめのパールが入っているアクセントアイシャドウを投入することがおすすめ!
筆者のイチオシは、MACの『ダズルシャドウ シースパークルーズ』。シルバーベースで、ブラウンとも相性がいいうえに、他の色味を邪魔しません。小笠原さん自身も、メイクの現場でモデルさんのメイクイメージを少し変える際には、このようなアイシャドウを追加し、印象を変えるようにしていました。
パターン2:ブラウンアイシャドウにカラーをプラスして旬顔に
次にご紹介するのは、ブラウンシャドウに全く異なる色味を追加する方法。ブラウンアイシャドウでいつも通りメイクをしてから、上まぶたのキワ、もしくは下まぶたのキワにグリーンやオレンジ、ブルーなどを追加してあげると、印象がガラッと変わります。
この夏は、Parfums Givenchyの『フェノメン・アイズ・ライナー』やUZUの『アイオープニングライナー(EYE OPENING LINER)』など、さまざまなブランドから“カラーライナー”が発売されて、話題沸騰中。
カラーライナーではなく、カラーマスカラでも印象がガラッと変わるのでおすすめ! ブラウンアイシャドウだからこそ、印象の強いアクセントカラーが映えますよ。
パターン3:ブラウンアイシャドウをメインに、あえての引き算メイクで印象を変える
最後にご紹介するのは、ブラウンアイシャドウにあえてマスカラやアイライナーを投入せず、抜け感をだしたブラウンアイシャドウの使い方。新たなアイテムを投入するだけではなく、引くことでも印象をガラッと変えることが可能。
ブラウンアイシャドウは締め色にもなるので、あえてマスカラやアイライナーを使わないメイクをしてみると、ぼやけることもなく、洗練された印象に。マスカラやアイライナーで目の印象をあえて強くみせないことで、白目を広げられます。
アクセントとして目頭にはハイライトを入れると、より白目がよりきれいに見えておすすめですよ。
お手持ちのコスメをプラスする、もしくは引くことで印象を変えて、ブラウンアイシャドウのマンネリ化を打破しましょう!
【画像】
※ Ushico / PIXTA(ピクスタ)、 White Space Ukraine、Elena Mokhova / Shutterstock