髪を乾かす前にオイルは使わない!? 美容師が実践する簡単ヘアケアとは
すてきなヘアスタイルを維持する秘訣は、毎日のヘアケア。ヘアケアをせずダメージが進み、思い通りのスタイルがつくれない……とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
美容師の野澤琢眞さんによると、毎日のホームケアが大切なんだそう。野澤さんは「ヘアケアは正しい方法で行わなければ、かえって髪の状態を悪くしてしまうこともあるんです」と教えてくれました。
そこで今回は、美容師さんが実際に行っているヘアケア法を詳しく説明してもらいましたよ。
自分の髪質に合うアイテム選び
ヘアケアアイテムは、そのときに流行っているものを選びがちです。しかし、髪質や髪の状態は人それぞれ異なるので、自分の髪に合うアイテムを見つけることが大切。
“硬さ”、“クセ”、“ダメージ度”の3つのポイントで選ぶようにしてください。髪質に合わないアイテムを使っても、あまり意味がありませんよ。
シャンプーの泡は数分そのままに
シャンプーは髪や頭皮を洗うものと考えている方がほとんどだと思います。
実はジャンプーは髪を洗うだけではなく、その泡に含まれる成分で髪を補修する役割も担っているんです。
そのため、シャンプー後の泡はすぐに流さず、数分そのままにしておくのをおすすめします。そのあとはしっかりと泡を洗い流すのをお忘れなく。
美容師はオイル系トリートメントの前に…
「髪を乾かす前に何かトリートメントをつかっていますか?」と聞くと、ほとんどの方が「オイル系のトリートメントを使っています」と答えてくれます。
オイル系のトリートメントの多くは髪の毛をコーティングする役割を担ってくれるのですが、内部補修まではしてくれないものがほとんど。美容師は補修のためのトリートメントとして、粒子の細かいミストタイプのトリートメントを使っています。これを乾かす前につけ、そのあとオイル系のトリートメントをスタイリング剤としてつけていますよ。
髪のプロである美容師としては当たり前のヘアケア。しかし、一般の方で実践できている方はまだ少ないと思います。今回ご紹介したヘアケア、ぜひ参考にしてくださいね。