たったこれだけ!?「目元のシミ」をカバーするプロ直伝の簡単メイク術
毛穴の開きや小じわなど、誰しもひとつは肌のお悩みがあるもの。その中でも特に気になるのは、パッと目につく“シミ”。一生懸命メイクでカバーしている……という人もいるのではないでしょうか。ビューティープロデューサーの小笠原彩さんによると、シミを隠す場合、パーツによって隠し方を変える必要があるそう。
そこで今回は小笠原さんに、隠すことが一番むずかしいといわれる“目元のシミ”のカバーテクニックを教えてもらいました。
目元のシミを隠すときの注意点
まず目元のシミは、なぜ隠すのがむずかしいのでしょう。それは、目元は頬などと比べ常に動く場所であり、お顔の中でも肌が薄いパーツだからです。こういった事情から、カバー力の高いコンシーラーで隠すと、パキパキ割れてシワのように見えてしまう……という別のお悩みにつながってしまう可能性も。
隠そうとしたことでまた別のお悩みが生まれる“逆効果メイク”が起こりやすい目元のシミ。でも実は、隠すのに必要なコツは2つだけ!
(1)コンシーラーだけに頼りすぎず、カバーレイヤーを入れること
(2)最適なテクスチャー&色味のコンシーラーを使うこと
上記2点がとても大切。今日から使える簡単なコツ。ぜひ参考にしてくださいね。
1:コントロールカラー効果のある下地を取り入れる
コンシーラーだけに頼らず、薄く下地を重ねて隠していきましょう。そのために取り入れてほしいのは、コントロールカラー効果のある下地!
選ぶ際はエレガンスの『モデリングカラーベース EX』のBE901カラーや、イプサの『コントロールベイス』のイエローのような、色ムラをナチュラルに補正してくれるようなものがおすすめです。シミを隠す下準備として、補正下地を使ってくださいね。
下地はコンシーラーに比べてテクスチャーが軽く、“厚く隠しすぎてシワになる”ということも起こりにくいです。このあとに塗るコンシーラーも少ない量で済ませることができるので、逆効果メイクになる可能性も低くなります。
2:最適なテクスチャー&色味のコンシーラーを使う
下地で薄くカバーしたら、次にファンデーションを塗り、シミの部分はピンポイントにコンシーラーで隠していきます。このときに注意したいのはコンシーラーの色味と硬さ。
まずは色味。シミを隠す際、肌より明るいコンシーラーはおすすめしません。シミが隠れないばかりか、グレーに見えて逆効果になってしまうことも。肌と同じ色、もしくは肌よりワントーン暗い色味がおすすめです!
次に硬さ。目元は動く部分なので、少しゆるいクリームタイプかペンシルタイプがおすすめ。冒頭でも述べましたが、目元はコンシーラーをのせすぎると逆効果になってしまいます。必要な部分だけ、ピンポイントにカバーしていきましょう。
もし隠したい範囲が広い場合は、なるべく余分に塗布しすぎないよう気をつけ、指などで調節しながら塗ってくださいね。
気になるシミを隠すのに必要なのは、ちょっとしたコツ! ぜひ試してみてくださいね。
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※ goodluz、BLACKDAY、puhhha、Africa Studio / Shutterstock