ショートヘアの悩みを美容師が解決!髪のうねりを抑える正解ヘアケア5選
どんなにシャンプーやトリートメントでケアしていても、どうしても出てきてしまう厄介な“うねり”。特にショートヘアの方は、うねりによるお悩みが多いのではないでしょうか?
今回は、そんなショートヘアの悩みを解決すべく、これまで美容師さんに教えてもらった正しいケア方法を厳選してご紹介します。
ドライヤーでのブローの方法や、おすすめのトリートメントのタイプなど、実践しやすいものばかりなので、いつものケアを見直してみてくださいね。
髪質に合ったをショートヘアを把握して
ショートヘアの方が梅雨のまとまりにくいヘアをきれいに維持するためには、まず梅雨の影響で自分の髪にどのような不具合が起こるのかを知るのがポイント。
自分の髪が“軽くした方がまとまりやすい”のか、“重めにした方がまとまりやすいのか”を見極めましょう!
軽めのショートはこんな感じ
重めのショートはこんな感じ
特にクセが出る方は、髪が短い方が出やすいのか、長い方が出やすいのかを知ることで、同じショートヘアでも切り方が変わってきます。
担当の美容師さんに確認してもらい、梅雨を乗り切るための相談をしながらヘアスタイルを決めましょう。
うねりにおすすめ!洗い流さないトリートメント
髪を乾かす前に必ずつけてほしいのが洗い流さないトリートメント。くせ毛は髪のダメージが多いほど出やすくなりますので、洗い流さないトリートメントでケアしていきましょう。
特にオイルタイプの洗い流さないトリートメントはくせ毛を抑えてくれますのでお試しください。
ドライヤーの正しい使い方でツヤのある髪に
ドライヤーは正しく使うことによってその効果を最大限に引き出すことができます。
(1)根元を立ち上げながら乾かす
人の髪は毛先よりも根元の髪の質量の方が多いです。
したがって根元が乾きにくいので先に根元を乾かしましょう。そのときしっかりと根元を起こすようにして乾かすと、スタイルに立体感が生まれスタイリングもうまくいきますよ。
(2)クセの強い場所は先に乾かす
前髪や顔まわりにクセが強い方が多いと思います。
クセは乾かすのを後回しにすると矯正しにくくなるので、はやい段階でクセを伸ばしながら乾かしてください。
(3)毛先は毛流れに沿って風を当てる
毛先は根元に比べて髪のダメージが進んでいる場所になります。
ドライヤーの熱は髪の毛に対して垂直よりも45度くらいにずらして当てると、キューティクルがしっかり閉じてつやが出ます。
ドライヤーの熱は完全に乾くまではしっかりと当てても髪に大きなダメージを残すことはありませんが、当てすぎると“オーバードライブ” になりダメージの原因になりますので、気をつけてくださいね。
(4)最後は冷風で髪を引き締める
熱風である程度乾かした後は温度の上がった髪を冷風で冷まして引き締めてください。
熱風で乾かすだけよりも冷風を最後に当てた髪の毛のほうが手触りもよく、きれいに仕上げることができます。
スタイリングで広がり・うねりを抑える
ドライヤーでのブローの他にもう一つ、湿気による広がりやうねりを抑えるためには“スタイリング”に気を遣ってみましょう。
(1)スタイリングオイルで濡れ髪に
湿気で広がってしまうのなら、オイルを使って揉み込みながら抑えるように馴染ませてみましょう。
最近のトレンドでもある“濡れ髪スタイリング”。広がりやうねりを抑えつつ流行のヘアスタイルになれるなんて一石二鳥ですよね。
(2)ヘアバームで無造作スタイリングに
こちらは“広がりやうねりを抑える方法”とは少し異なる、“広がりやうねりを活かす方法”です。湿気によってできたクセを活かすようにスタイリングしてしまいましょう。
方法は簡単。ヘアバームを適量手に取り、無造作に揉み込むだけです。すると、ショートヘアの長さも活かされてふんわりと仕上がり、外国人のような“くせ毛風にスタイリング”にすることができますよ。
ストレートパーマをかける
「髪の毛が広がるけど、毎日ケアしている時間なんてない!」なんて人には“ストレートパーマ”をおすすめします。縮毛矯正よりも、“ストレートパーマ”がおすすめです。
縮毛矯正とストレートパーマは、似ているようで全然違います! 縮毛矯正は、アイロンを使って熱の力で髪の中のタンパク質の形を変えることで、髪の毛を真っすぐにします。なので、強制的に真っすぐになり、毛先がツンツンになることが多いです。最近はナチュラルな縮毛矯正というのもよく見かけますが、結局は熱の力でタンパク質を変形させているので、髪の毛が硬ってしまうことも。
それに比べ、ストレートパーマは癖を伸ばす力が弱いです。ですが、髪の毛が硬くなることはなく、ナチャラルな仕上がりになります! ストレートパーマは化粧品扱いの優しい薬剤もあり、髪の毛への負担も少ないです。
うねりケアをしっかりして、ショートヘアのスタイリングを楽しんでくださいね。
【画像】
※ Look Studio、puhhha / Shutterstock