知らぬ間についた贅肉に!お腹スッキリを目指す「ウシュトラアーサナ」
食欲の秋ならではの、いつの間にかあちこちにお肉がついている問題。シリーズの最後はやっぱりお腹。なんとなくお腹全体が突き出たように感じたり、いつの間にか幅が広がっていたり。そんなときは、“ウシュトラアーサナ”にチャレンジ。
ヨガインストラクターである筆者が、怪我をせずにしっかりと行える方法をご紹介します。
お腹を伸ばしましょう
筆者のご紹介するヨガポーズやエクササイズ、ストレッチなどは共通して姿勢を整えることを目的としています。姿勢が崩れるだけで、体に負担がかかるだけでなく、痩せにくい体、部分太り、エクササイズをしても効果が出にくいなどのマイナス面がたくさん出てきます。
突き出たお腹もその一つ。お腹を縮めて丸めるような姿勢や、緩んでいる状態だと、胃腸にも負担がかかり消化も悪くなることも。食べ物が美味しいこの季節。お通じにも影響してきますので、スッキリとお腹が伸びる姿勢を整えることが必須です。
ウシュトラアーサナのやり方
(1)脚を腰幅に開いた状態でひざ立ちの姿勢をとります。
(2)両手は腰の少し下、指先を下側にして、お尻のカーブに手を添えるようにしましょう。
(3)息を吸いながら手でお尻を前に押し出すようにして、お尻、お腹を前方へ。上体を反らしていきます。
(4)お腹を伸ばしながら、頭の重みを利用しつつさらに上体を反らします。このとき、お腹の力を抜かないように注意してください。
(5)余裕があれば、両手をかかとの上に下ろしましょう。太ももの前面とお腹を真っ直ぐのラインに揃えるようにしてポーズを整えます。
(6)5~10呼吸程度キープしたら、片手ずつかかとから手を離し、お腹の力を使って上体を起こしていきましょう。
(7)まずは1セットから。慣れてきたら3セット行っていきます。
無理にかかとに手を下ろす必要はないですが、お腹の力は緩めないようにしましょう。お腹の力が抜けると、腰に負担がかかり痛める場合があります。
お腹は力を入れる、上半身はリラックスするのメリハリで行ってみてくださいね。