【基本のキ】美髪が遠のく!やりがちなNGヘアケアまとめ8選
髪を美しく保つために日々のヘアケアは必須。しかし、毎日やっているその習慣、本当に髪のためになっていますか?
ヘアケアを間違ってしまうと意味がないどころか、逆にダメージを悪化させてしまう可能性も。
今回は美容師さんたちに毎日やってしまいがちなNGヘアケア8つをお聞きしました。
1:髪を結んで寝る
髪の長い方は寝ているとき髪をまとめることがあるかもしれません。
しかし、髪をゴムで結んだまま寝るのはNG。
ゴムで髪を結ぶと頭皮に一定のテンションが加わるのと、髪自体にゴムの負荷がかかるのでダメージの原因になることも。
「かといって、そのまま寝ると朝起きたときに髪が乱れてしまう……」という方におすすめなのが“ナイトキャップ”です。
昔から使われているナイトキャップは髪を摩擦から守ってくれると同時に、朝の髪の乱れまで抑えてくれます。
2:ドライヤーによるオーバードライ
乾かしすぎる(=オーバードライ)と髪から水分を奪ってしまい乾燥の原因になります。
ある程度乾かした時点で、冷風を当てて冷たくならなければドライ完了です。それ以上のドライは、オーバードライになるので気をつけてくださいね。
3:髪の毛を自然乾燥させている
オーバードライがNGだからといって、自然乾燥はもっとNG!
ドライヤーで髪の毛を乾かすよりも自然乾燥の方がダメージを受けるんですよ。
シャンプーのあとの髪が濡れた状態はキューティクルが閉じ切っていなくて、ダメージを受けやすいのですが、そんな状態を長時間放置すると切れ毛や枝毛の原因になります。髪の毛が濡れている状態を短くするためにも、シャンプーのあとは素早くドライヤーをかけてしっかりと髪の毛を乾かしましょう!
4:熱いシャワーで髪を洗っている
冬は寒いからといってシャワーの温度を高く設定している方も多くいらっしゃると思います。
しかし、熱いシャワーは髪の毛の乾燥の原因となる可能性が高いのです!
熱い温度のお湯は皮脂を落としやすくしますが、頭皮が乾燥すると皮脂が不足していると捉えられて、皮脂が過剰に出てしまうことが。すると、頭皮や髪の毛がベタつきやすくなってしまいます。シャンプーの際のシャワーの温度は体温に近い35〜40度が適温ですよ。
5:トリートメントの流しが軽め
髪が乾燥しているとトリートメントを髪の毛に塗布して放置し、しっかりケアをする方は多いと思います。
トリートメントをするのはとても良いことなのですが、トリートメントはしっかり流せていますか? トリートメント成分が髪に残っている方が良いと思って、トリートメントの流しが軽めの方が多くいらっしゃいます。
しっかり流さないと毛穴に詰まることもあり、頭皮が荒れる原因にもなりやすいです! 髪の毛の手触りも逆に悪くなりますのでトリートメントはしっかり流すことを意識してください。
6:トリートメントを根元につける
髪に栄養を入れるために、シャンプー後にトリートメントをつけますよね。しっかりとケアをしたいがために、根元からつけてしまう方がいますが、これはNG。
そもそも髪は毛先に行くほどダメージが進んでいるものです。逆に根元はほとんどダメージがなく、トリートメントをつける必要はありません。
むしろ毛穴にトリートメントが詰まってしまい髪の成長の妨げになります。トリートメントは毛先を中心に揉み込むようにつけてください。
7:リンスとトリートメントの順番を間違う
シャンプーをしたあと、リンスやトリートメントをすると思います。どのような順番で使っていますか? 実は間違っている人も多いので要注意です。
どんな順番が良いかを把握するには、それぞれの役割について知っておくと良いでしょう。
リンスは髪の表面に皮膜をつくり手触りを良くしてくれます。トリートメントは髪の内部に栄養を運び、傷んだ髪を修復してくれるといわれています。
これを把握すると、トリートメントのあとにリンスをするのが良さそうだということがお分かりになるはず。使う順番にはお気をつけください。
8:アウトバストリートメントの種類に注意!
髪を乾かす前に“洗い流さないトリートメント”をつける方は多いですよね。
その中でも好まれているのは“オイルタイプのトリートメント”。オイルタイプのトリートメントは保湿力が高く、髪に潤いを与え手触りも良くなると実感できるので人気のヘアケアアイテムです。
毎日習慣がついていたこともあって、ドキッとしませんでしたか?
日々のヘアケアに気を付けて、美髪を手に入れてくださいね。
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