塗り方次第でここまで変わる!リップタイプ別「正しい塗り方」6選
近年、たくさんの種類が登場しているリップ。しかし、理想の唇に仕上げるためにはどんなリップをどんなふうに塗り方をすればいいのかわからない……という方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、リップのタイプ別に“正しい塗り方”をご紹介します。これを読んで、理想の口元を手に入れましょう!
1:基本中の基本!「コンシーラー」と「リップライナー」
唇の輪郭を意識して塗るだけで、クオリティの高い口元に仕上がります。そこで使いたいのは、“コンシーラー”と“リップライナー”です。
リップライナーは、肌になじむカラーを1本持っておきましょう。どんな口紅の下地としても使えますよ。この2つのアイテムを使うだけで、理想の唇に近づけます。
輪郭を調整するために一度唇全体の色をおさえることで、唇のラインが描きやすくなります。さらに、コンシーラーを使うことで、口紅本来の発色をかなえることができます。
とくに大切なのは、“上唇中央の山”と“下唇の両サイドから口角にかけて”です。
きれいな口元を作るのに大切なのは塗る方向です。正しい方向は、“口角から中央”です。マットタイプの口紅や、発色のいい口紅の場合、リップブラシは必須です。リップブラシで、フレームを丁寧に整えます。
ツヤ重視の口紅や色づきが弱いグロスタイプの口紅の場合は、直塗りでも大丈夫です。ただし、輪郭がぼやけてしまうので、カジュアルな印象になるのでなりたい印象によって使い分けましょう。
唇の縦ジワを解消したいなら、まずはリップクリームで保湿すること。毎日使うことで、乾燥しにくい唇に導いてくれます。
口紅を塗るときは、縦に塗るのが正解です。全体を塗った後、最後に気になる縦ジワを縦に塗りましょう。それでも気になるなら、グロスを重ねるとさらに目立たなくなりますよ。
2:トレンド感の出すなら「スティックタイプ」
トレンドメイクを楽しみたい方は、カラーバリエーションが豊富なスティックタイプをセレクトする方が多いですよね。このタイプのリップは色落ちさせないためにはリップブラシを使うのがおすすめ。
まず唇の中心から口角に向かって輪郭をなぞり、そのあと内側にもリップをのせていきます。
全体にのせたら唇の上にティッシュをあて、表面にある余計な油分をオフしましょう。そして今度はリップブラシを使って縦塗りをします。縦ジワに沿ってリップを塗ることで色落ちを防ぐことにつながり、より鮮やかな色づきに。
3:知的で色っぽいイメージに仕上げたいなら「リップブラシ」
普段のメイクでは、リップを直接唇に塗っている方が多いのではないでしょうか。実は唇の輪郭に沿ってリップをつけているメイクは、きちんと感が増し、美人度をあげてくれます。
そこでおすすめしたいのが、リップをリップ筆でつけること。口角や上唇の山などの輪郭をハッキリさせるだけで大人の色気をまとうことができ、いつものリップでも見違えるほど魅力的な唇に仕上げることができます。
4:ナチュラルメイクなら「クレヨンタイプ」
ナチュラルに仕上げたいという方におすすめなのがクレヨン型のリップ。
クレヨンリップは輪郭も取りやすいうえ、比較的塗りやすいリップですよね。
まずは一般的な使い方の通り、直塗りをしていきましょう。このあと二度づけをしていくのですが、直塗りではなくリップを指でポンポンと唇にのせてください。このひと手間で、リップが落ちにくく長持ちしやすいですよ!
5:グロスのように仕上げる!リップ前の「保湿リップ」
まるでグロスをつけたように、でもグロスよりも軽めに仕上げたいなら、リップをつける前に保湿リップで唇にうるおいをあたえるのがおすすめです。
そのあとリップをのせるだけのテクニックいらずで、唇のケアをしながら、リップのノリもよくなります。
はじめにつける保湿リップをより保湿効果の高いものにすれば、グロスっぽさもアップしますよ。好みに合わせてセレクトしてみてくださいね。
6:初心者さんにもおすすめ「ティントタイプ」
テクニックいらずで、理想のメイクに仕上げることが可能なアイテム・ティントタイプ。
ティントリップは、油分によって落ちやすくなることがあるので、何もつけていない唇に塗るのがおすすめ。
まずは唇の中央にだけティントリップをのせ、上下の唇同士を重ね合わせなじませます。なるべく唇ギリギリまで広げるのではなく、少し内側を意識すると上手に塗れます。
リップのタイプをマスターすれば、なりたいイメージに近づきやすくなります。
今回ご紹介したことを実践して、リップメイクを楽しんでくださいね。
【画像】
※ Arman Novic、puhhha、Antonio Guillem / Shutterstock