実は簡単!梅雨の「カビ」を予防したいときの「キッチン掃除」テク3つ
じわじわと上がる気温と一緒に湿度の上昇も感じる6月。普段通りに日々の掃除をこなしていても、気がつくとカビが生えていたり、衛生面で気をつけなければならないことが増えたりする梅雨のシーズン。なかでも、口に入るものを扱う場所であるキッチンは、衛生面で徹底的に気をつけたい場所ですよね。
そこで今回は、インテリアブロガーのsumikoさんが、キッチンで実践したい“カビ対策”をご紹介します。
1:「排水溝」は酸素系漂白剤で清潔に
普段目に付きにくいので、気づいたときには恐ろしい黒ずみになっていることが多い“キッチンの排水口”。大掛かりな掃除をしなくても済むように、日頃から手軽にできる掃除法で清潔を保ちたい場所です。
そんな排水口の掃除におすすめなのが、粉末の“酸素系漂白剤”です。
方法は簡単。排水口に小さな器などで蓋をして、大さじ2杯程度の酸素系漂白剤をふりかけたら、排水管の耐熱温度を確認した上で50度程度のお湯を注ぎ、つけ置きをしましょう。放置するだけで汚れにアプローチできるのでとってもらくちん!
準備も、ゴム手袋をはめる程度なので、サッと気軽に掃除しやすいですね。
また、スポンジや布巾、水筒などさまざまなつけ置き洗いにも便利ですよ。
2:「まな板」の黒ずみ対策には水を!
“まな板”の黒ずみは、どんなご家庭でも発生率の高い、悩ましいキッチンのカビの代表ではないでしょうか。
まな板のカビのもとになる汚れは、もちろん食品の洗い残し。そのためにも水洗いを先にすること、また、使う前にも水をかけて汚れが染み込むのを防ぐことが、必須のカビ予防です。
また洗い終わったらそのまま干すよりも、しっかり水気を拭き取ることが大切。自然乾燥よりも格段にカビの発生を防げます!
3:水気が多い「流し場」には、アルコール除菌スプレーを
最近、食品添加物を原料にしているくらい安心な“アルコール除菌スプレー”が人気。なかでも、水気の多い場所で使っても除菌が可能なタイプがおすすめです。
1日の家事の終わりに、干した布巾や排水口などにひと吹きするだけ。
冷蔵庫の掃除にも活用して、食品に影響を及ぼすカビ予防もしたいですね。
できてしまったカビを一撃でキレイにしてくれる掃除洗剤は、多種多様に見つけることができます。ただ、食品を扱うキッチンで使用するには、危険な成分が目について尻込みすることもありますよね。
時間がなくてもせめてキッチンだけは、カビができにくい空間をキープしてみてはいかがでしょうか。