新幹線・飛行機ではどこに座るのが正解?出張でのNGビジネスマナー5つ
出張といっても、1人で行く場合や社内の人と行く場合などさまざま……。同行者がいる場合には特にマナーが重要となってきますよね。
相手に失礼のないよう、ビジネスパーソンならば基本的なマナーはおさえておきましょう!
今回は、企業でマナー講師としてセミナーの経験もある筆者が、出張する際のNGマナーについて解説します。
NG1:出張先に手土産を持たずに伺う
大切な商談や初顔合わせの際には手土産を持参するようにします。持参する場合は地方でしか購入できないものを選択するのが無難です。
しかし、あまり大きな品物や日持ちがしない品物は避けるようにし、なるべく小包装な品物を選択するのが良いでしょう。
個人に渡す場合は相手が好みそうなものや、家族構成を考えて選択するのがベター。
NG2:食事の席順を誤る
出張といえば食事はつきものになってきますよね。その際は必ず入口から奥の席である上座に上司を座らせるようにし、目下である自分が決して座ることのないようにします。
また、食事が上司の分より早く届いた際は上司の分が届くのを待ち、先に箸をつけることのないように注意しましょう。
出張先であっても、食事の基本的マナーは守りたいですね。
NG3:窓側に座る
出張となると飛行機や新幹線での移動がメインになるかと思いますが、乗る際にもマナーがあるんです。
同行者が上席の場合は“窓側”が上席になるので、自分が目下の場合は窓側をすすめるようにします。
しかし、相手が通路側を希望した場合は例外のため、臨機応変に対応をするようにしましょうね。基本的には窓側に座ることは避けるのがマナーですよ。
NG4:移動中に飲酒する
仕事が終わり、帰りの乗り物で移動する際の飲酒には気をつけましょう。
あくまでも移動中も勤務の一環ということをお忘れなく!
同行者の上司からアルコールを勧められた際は周りの迷惑にならないよう配慮して飲むようにしましょうね。
NG5:上司を待たせる
いかなる場合においても上司を待たせるのはマナー違反です。
たとえばホテルのチェックアウトを上司より後にしてしまい待たせてしまうなど、さまざまなシチュエーションがありますが、いずれも待ち合わせの5分前には待ち合わせ場所で待機することを心がけるようにします。
今回は出張時のNGマナーをまとめてみました。状況によっては臨機応変に対応していく必要もあると思いますが、今回ご紹介した内容もぜひ参考にしてみてくださいね。
【参考】
※ 『人間関係が楽になる気づかい&マナー事典』(真山美雪 著)/池田書店
【画像】
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