簡単で失敗しらず!誰でもできる「前髪のセルフカット」3ステップ
美容室に行って1カ月くらい経ち「全体の長さや重さはちょうどいいのに、前髪が伸びてきて気になる……」と思ったことはありませんか?
美容師のナカイヒロキさんによると、前髪は1センチ伸びるだけでも印象が変わり、邪魔に感じやすいそう。
そこで今回はナカイさんに、失敗しない“前髪のセルフカット方法”を教えてもらいました。
前髪カットに必要な道具
1:ハサミ
前髪を調整するときは、髪をカットする専用のハサミが必要です。
ハサミのサイズは大きいよりも小さいほうがおすすすめ。決して文房具ハサミでは髪を切らないようにしてくださいね。文房具ハサミで髪を切ると髪の断面がつぶれてしまい、枝毛や切れ毛になりやすいんです。
2:セニングハサミ
一般的にはすきバサミと呼ばれるものです。簡単に説明すると“軽さを入れるハサミ”。
ハサミで前髪を切っただけだど、ぱっつんになりすぎて不自然な仕上がりになってしまいます。
セニングハサミを使って毛先を軽くし、なじませるようにしましょう。
3:ダッカール
ダッカールとは、髪を留めておく道具のこと。
前髪を切るときに多い失敗が“余分なところまで切ってしまった!”というものです。
失敗を防ぐためにダッカールを使って余分な髪の毛は留めるのが基本です。
前髪のセルフカット3ステップ
(1)前髪以外の髪の毛をダッカールで留める
前髪を切ろうとして他の部分の髪の毛を切らないように、ダッカールで他の髪の毛はしっかり留めておきましょう!
前髪の幅は最初に調整しておくことで失敗が防げます。
前髪の幅や量を増やしたいときは、いきなりたくさん増やすより、数ミリずつ増やすのがおすすめです。
(2)シザーで前髪の長さを切る
前髪をダッカールで分けたら、次は長さを切ります。
前髪の長さを切るときは、ハサミを横ではなく縦に入れるようにしましょう。
ハサミを横に入れると髪を切りすぎることが多いので、縦に入れて少しずつ長さを調整するのが正解です。
(3)セニングで軽さを入れる
シザーで前髪の長さを調整しただけだと、毛先が重くなりがち。自然な前髪を作るにはセニングを使うのがおすすめです。
前髪の重い部分にセニングを横に入れていきましょう。セニングを入れることで毛先に軽さや柔らかさがでて、なじみのいい前髪になります。
髪のなかでも、前髪は自分で切りやすいパーツ。その反面、実は一番カットが難しいパーツでもあります。
前髪を自分で切るときは、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしてくださいね。