クセ&広がりをなんとかしたい!プロに聞く梅雨のショートヘアお手入れ法
春が終わり夏の到来を前に、髪の毛にとってはとても不安な季節である“梅雨”を迎えようとしている今日このごろ。
梅雨は髪の内部に水分が入り、くせ毛の方はよりうねりが強くなり髪のボリュームを増やしてしまいます。髪が長い方はある程度髪の重みで抑えることができますが、ショートの方は少し不安ですよね。
今回はショートヘアの方が梅雨を乗り切るためのお手入れ方法と、気をつけるポイントを美容師の野澤琢眞さんに教えてもらいました。
梅雨時の自分の髪状態を把握して
ショートヘアの方が梅雨のまとまりにくいヘアをきれいに維持するためには、まず梅雨の影響で自分の髪にどのような不具合が起こるのかを知るのがポイント。
自分の髪が“軽くした方がまとまりやすい”のか、“重めにした方がまとまりやすいのか”を見極めましょう!
軽めのショートはこんな感じ
重めのショートはこんな感じ
特にクセが出る方は、髪が短い方が出やすいのか、長い方が出やすいのかを知ることで、同じショートヘアでも切り方が変わってきます。
担当の美容師さんに確認してもらい、梅雨を乗り切るための相談をしながらヘアスタイルを決めましょう。
梅雨に必要なヘアケア
ヘアスタイルが決まったら、今度は広がりを抑えるためのヘアケアをしましょう。毎日きちんとお手入れをすれば、広がりやすい髪もまとまり扱いやすくなりますよ。
シャンプーやトリートメントは、いつもよりボリュームを抑えまとまりやすいモイストタイプを使いましょう。梅雨の季節はいつもより髪のボリュームが出やすいため、いつもと同じシャンプーやトリートメントでは髪がまとまりづらくなる可能性があります。
そして、乾かす前に必ず洗い流さないトリートメントをつけるようにしてください。
髪を主に構成する成分であるタンパク質が少なくなってくると、ダメージが進むのと広がりやパサつきがひどくなるといわれています。補修力の高い洗い流さないトリートメントを使ってタンパク質を毎日補い、しっとりとまとまる髪質を育てるようにしてください。
髪にとって不安な梅雨を乗り切ると、今度は暑い夏がやってきます。
夏こそショートに挑戦したい方は、今のうちからしっかりとヘアケア&自分に合うスタイルの見極めを。新しいヘアスタイルを楽しんでください!
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※ wrangler/Shutterstock