ちょっとのテクで雰囲気ガラリ!大人の「ショートヘア」アレンジ9選
大人女性にも人気の“ショートヘア”。しかし、ロングへアのように幅広いアレンジができない……とお悩みの方も少なくないのではないでしょうか。
実は、ショートヘアだからこそできるヘアアレンジはたくさんあるんです! ということで今回は、大人女性におすすめしたい“ショートヘアアレンジ”を9種類ご紹介します。
1:オフィススタイルにも使える「簡単編み込み」
普段のお出かけスタイルやデートに使えるヘアアレンジです。オフィスカジュアルなファッションにもよく合います。
編み込みをうまく使った、こなれ感たっぷりのおしゃれなスタイル。ぜひ挑戦してみてください。
(1)肩より短いスタイルでもできます。初めに軽くスタイリング剤をつけてヘアアレンジがしやすいようにしてください。
(2)真ん中の髪をぼんのくぼのあたりまで2~3回編み込んで毛先をゴムで結びます。
(3)両サイドの髪を片編み込みしてゴムで結び“くるりんぱ”をしてください。
(4)残りの襟足の髪も片編み込みをしてゴムで結びます。全ての毛先を大きめのゴムで結びます。
(5)最後に編み目にそって、ほどよく崩したら完成です。
毛先は立体感が出るようにコテやアイロンで巻くと、よりおしゃれ感が出るでしょう。
2:巻くだけでおしゃれ「ターバンアレンジ」
簡単なアレンジですが、これでおしゃれ度がぐっと上がります。上の写真は前髪を下ろしたパターン。
そしてこちらは前髪を上げたパターン。固まらないワックスやクリームなどで毛束にニュアンスをつけると、よりいっそうこなれ感の出たショートヘアアレンジになります。ぜひトライしてみてくださいね。
3:短めボブなら「ハーフアップ」に
髪が肩にギリギリつかない程度の長さの方は、ハーフアップをおすすめします。ハーフアップは手順も少ないため、練習すれば簡単にセルフでできるヘアアレンジ。ぜひ自宅でも挑戦してみてくださいね。
(1)はじめは髪を巻かずにスタートします。
(2)後頭部真ん中あたりの髪をとり、髪の長さの真ん中あたりまで編み込みます。編み込んだらゴムで縛りましょう。編み込みの幅は、耳の先端から頭頂部までの距離を3等分にした程度。細かく編み込むのではなく、ざっくりと編み込んでくださいね。
(3)両サイドに残っている髪をそれぞれ2つに分け、(2)で縛った下あたりで、同様にゴムで縛ります。縛った髪は“くるりんぱ”しておきましょう。
(4)両サイドの残っている髪も、(3)で縛った下あたりで同様に縛り、“くるりんぱ”をします。
(5)編み目に沿って全体を程よく崩し、毛先をアイロンを使って波状にカールを付けたら完成です。
ゴムが見えないように大きめのヘアアクセサリーを付けると、ヘアアレンジがより引き立ちますよ。
4:指2本でできちゃう!? 究極の簡単アレンジ
朝寝坊をして時間がないときなどは、ヘアアレンジを簡単に済ませたいですよね。
そんなときは、ヘアゴムもピンも要らない、非常にシンプルなアレンジ方法でスタイリングするのがおすすめです。今回は2つの方法をご紹介しましょう。
(1)前髪にスキマをつくる
前髪のあるヘアスタイルの方は、前髪に“スキマをつくること”をおすすめします。重く厚い前髪は輪郭を強調しやすいので、前髪にスキマをつくって抜け感や柔らかさを出すことで顔をスッキリと見せることができるでしょう。
カットするときに少し軽めの前髪にしておけば、スタイリングがさらに簡単ですよ。
(2)サイドは耳にかける
ショートヘアにするとき、髪の量が多かったり硬かったり、もしくは太かったりすると、髪が広がりやすい傾向にあります。
そんなときはサイドの髪を耳にかけてボリュームを調整してみて。耳にかけることでボリュームが収まり、こちらも小顔効果が狙えます。
5:「耳かけ×大ぶりピアス」で小顔見せ
ショートヘアのアレンジは、小物をうまく使うことでバリエーションが広がります。
ショートヘアによく合うのは、“大ぶりのピアス”。ピアスやイヤリングをつけて、それが見えるように耳にかけましょう。全て耳にかけてしまわず、フェイスラインの髪を残しておけば小顔効果もばっちり!
ワックスやシアバターなどを毛先にしっかりつけておくと毛先に存在感が出るので、顔周りの髪が少ない方にもおすすめですよ。
6:前髪を、コテやマジックカーラーで巻いてみる
ショートヘアの前髪は、印象の8割を決めるといっても過言ではありません。
そこで、朝のスタイリング時に前髪にカールをつけてみましょう。それだけでもかなりニュアンスが変わり、髪に動きが出てきます。
カールさせることで、分け目も簡単に変えることができますよ。もっとも簡単にイメージを変えることができるテクニックです。
こちらは流し前髪にしたパターン。カールをつけただけのスタイル、分け目を変えたスタイル、流し前髪にしたスタイル……それぞれのスタイリングに良さがありますね。
7:髪質が太くて硬いなら「タイトスタイリング」
クールな印象に見せたいなら、“タイトスタイリング”がおすすめ。清潔感やきちんと感も演出できるので、結婚式やパーティーなどのフォーマルな場にも合うでしょう。
グリースを髪の毛全体に薄く均一に馴染ませ、櫛を使って髪を7:3に整えれば完成です。
ちなみに、グリースの種類はソフトタイプがおすすめ! 毛が太くて硬い方や毛量が多く髪が広がりやすい方にぴったりなアレンジです。
8:ゴム3本で作る「ショートポニー」
髪が短いと、ポニーテールはできない……と思っていませんか? 実は、少し工夫するだけでおしゃれなポニーテールがつくれちゃうんです! 髪の長さの目安は、ギリギリ肩につかない程度。
(1)ヘアアレンジをはじめる前に、髪の毛の絡まりをブラッシングでとりましょう。また、少量のスタイリング剤をつけると、アレンジしやすくなるのでおすすめです。
(2)後頭部の髪をやや楕円形にブロッキングをとり毛先をゴムで縛ります。このとき、ゴムをキツキツに結んでしまうと最後にほどよく崩すことができないので、少し余裕をもって結ぶようにしてください。
(3)両サイドの髪をねじりながらロープ編みをして、先ほど後頭部の髪を結んだゴムの上であらためてゴムで縛ります。これでゴムを2本使いました。
(4)残った襟足の髪を1本目と2本目のゴムと一緒にまとめて3本目のゴムを使って結びます。最後のゴムは太めの“飾りゴム”でもOK。すべての髪がまとまったら順番にほどよく崩してルーズさを出したら完成です。
ポイントは後頭部、サイド、襟足の髪をわけて結ぶこと。また、ゴムが太めだと結びにくいので、ナイロンゴムのようななるべく細いタイプを用意してください。
9:結婚式に使える「アップスタイルアレンジ」
結婚式にお呼ばれしたとき、ショートヘアの方はアレンジ方法に悩みやすいかもしれません。髪をおろした状態でワックスなどでスタイリングしてもよいですが、髪をアップにしたいときは以下のアレンジがおすすめです。
自宅でもできるので、手軽に本格的なヘアアレンジが完成します。
(1)このヘアアレンジは肩くらいの長さがあれば簡単につくることができます。
(2)真ん中の髪をややななめに編み込み、ゴムで結びます。
(3)初めにつくった編み込みにそって両サイドの髪をねじってゴムで結びます。結んだ毛先を“くるりんぱ”します。
(4)残りの髪も同じく編み目にそってねじり、ゴムで結び“くるりんぱ”をします。
(5)残りの毛先をねじってゴムで結んだら、最後のくるりんぱの中にしまい込みピンで固定します。全体をほどよく崩したら完成です。
最後に使うピンはなるべく挟む力の強いピンで数カ所固定してください。後れ毛も必要に応じて残すと小顔効果が期待できますよ。
実はさまざまなバリエーションがある、ショートヘアのアレンジ術。シーンや気分に合わせて選んでみてくださいね。