2歳児に食べさせたい!ほうれん草・ブロッコリー・小松菜を使った「緑色のおかず」3選
運動会やピクニックに欠かせない、手作りのお弁当♪
子どもが喜ぶ内容にしたいけど、ママとしては見た目や栄養のバランスも重視したいところ。
ですが、自我がでてきた2歳頃は特に好き・嫌いがはっきりしてくる時期なので、「野菜を食べなくなって困っている」といった声をよく耳にします。
そこで今日は、特に敬遠されがちな緑の野菜もつい食べちゃう!? 2歳児でも食べやすい、ほうれん草、ブロッコリー、小松菜を使った”緑色のおかず”3種のレシピをヤナイさんにご紹介いただきます。
お弁当作りでママが気をつけていることは?
冷凍食品などを扱うマルハニチロ株式会社が行った「お弁当に関する調査2018」(月1回以上お弁当を作る全国の20〜59歳の女性1000人を対象に調査)で、お弁当を作るときに工夫していること聞いたところ、「色のバランス(赤、緑、黄色を入れるなど)」が51.4%で最も多く、次いで「食べやすさ(おかずの形や大きさなど)」が43.5%、「栄養のバランス」が40.1%、「冷めてもおいしく(味付けやおかずの種類を工夫するなど)」が39.0%、「汁漏れ防止」が37.6%となりました。(※1)
お弁当を作る際、見た目や食べやすさ、栄養バランスを工夫している人が多いのがわかりますね。
2歳児に食べさせたいおすすめの緑色の食材
先の調査で発表された、子どもが好きなお弁当のおかずランキング(調査対象1000人の内、子どもがいる623人に調査)では、1位「鶏のからあげ」(54.1%)、2位「玉子焼き」(46.7%)、3位「ウインナー」(41.1%)、4位「ハンバーグ」(40.3%)、5位「ミートボール」(30.7%)という結果に(※1)。
やっぱり人気が高いお肉のおかず。ですが、お肉のおかずは茶色くなりがちなので、見た目や栄養バランスから見ても、野菜のおかずを1品は加えたいところです。
中でも緑色の食材として、彩りや栄養面から見ても以下3つはお弁当に取り入れたい筆者のおすすめ野菜です。
【ほうれん草、小松菜】・・・赤血球をつくり体内で酸素を運ぶ、鉄分が豊富。鉄は吸収率が低く不足しがちなので、積極的にとることが必要です。
【ブロッコリー】・・・風邪を予防するビタミンCとAが豊富で、ビタミンCは、抵抗力を高めて風邪を予防し、回復力も早めてくれます。また、ビタミンAは、目や皮膚の健康を保ち、体のさまざまな粘膜を強くする働きが。風邪ウイルスの侵入も防いでくれます。
(※2)
お弁当を彩る緑色のおかず3選
2歳児に食べさせたい緑色の食材・ほうれん草、ブロッコリー、小松菜の3種は、お弁当に使いやすい野菜。今回はこの3つの食材使って、食べやすい工夫を加えたお弁当のおかずを作ってみましたのでご紹介します。
1.「ちくわに詰めちゃう!ほうれん草のごま和え」
【材料】(ちくわ4本分)
ちくわ・・・4本
ほうれん草・・・1/2束
白すりごま・・・大さじ1/2〜
砂糖・・・小さじ1〜
醤油・・・小さじ1〜
【作り方】
(1)ほうれん草は柔らかめに茹で、冷水に取る。水気をよく絞って、1cm幅ほどに切る。
(2)ボウルに白すりごま、砂糖、醤油を混ぜ合わせ、(1)を加えて絡ませる。
(3)4等分に切ったちくわの穴に(2)をぎゅぎゅうに詰めて出来上がり。
2.風味をつけるだけで新鮮!「ブロッコリーの香り粉チーズ焼き」
【材料】(作りやすい分量)
ブロッコリー・・・適量
粉チーズ・・・適量ゆかり・・・少々
鰹節・・・少々
【作り方】
(1)ブロッコリーは食べやすい柔らかさに加熱する。
(2)耐熱皿に(1)を並べ、粉チーズをふって、オーブントースターで軽く焼く。
(3)仕上げに、ゆかりや鰹節をふって出来上がり。
3.カレー味は無敵!「カレー風味の小松菜とツナの炒め煮」
【材料】(作りやすい分量)
小松菜・・・1束
ツナ・・・1缶
カレー粉・・・小さじ1/2酒・・・少々
めんつゆ・・・大さじ1/2〜
【作り方】
(1)フライパンに油をきったツナ缶のツナ、1.5cm幅に切った小松菜、酒を入れてよく絡めてから火にかける。
(2)小松菜がしんなりしてきたら、蓋をして茎が柔らかくなるまで加熱する。この時、焦げ付きそうだったら、少し水を加えて調整する。
(3)カレー粉、めんつゆで調味したら出来上がり。
いかがでしたでしょうか。
小松菜の炒め煮はご飯に混ぜて、混ぜご飯にしてもおいしく食べられますよ♪
ぜひ参考にしていただけたらうれしいです。
【参考・画像】
※1 マルハニチロ「お弁当に関する調査2018」
※2 太田百合子、小池澄子『たまひよ新・基本シリーズ 初めての幼児食(2016)』ベネッセコーポレーション刊 – Amazon
※ usako / Shutterstock