関西をもっと楽しむライフスタイルマガジン
万葉集にも詠まれ、古代から奈良を見守ってきた大和三山。林野庁『日本美しの森 お薦め国有林』にも選定されている畝傍山、耳成山、香久山の美しい山姿を見ていると、だんだん登りたくなってきた。のんびり自転車で移動しながら大和三山を登る旅に出発!
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【走行距離:約14km】
❶ かしはらナビプラザ
❷ 八木札の辻交流館
❸ 耳成山
❹ 耳成山口神社
❺ 石動山豆腐店
❻ 香久山
❼ 天岩戸神社
❽ 藤原宮跡
❾ 埴輪まんじゅう本舗
➓ 橿原神宮
11 畝傍山
12 畝火山口神社
13 笑夢空
近鉄大和八木駅
中南和エリア観光の起点となる大和八木駅前の観光交流センター。パンフレットの配布や観光案内を行う。土産物の販売やレンタサイクルなどのサービスもあり。
古代からの幹線道路「下ツ道」と「横大路」との交差点「八木札の辻」で、江戸時代に旅籠を営んだ「東の平田家」を交流館として公開。当時の様子を再現した客室や主人の居室を見学することができる。
山裾がなくどこからみても美しい円すい形の山。標高139.7mと大和三山の中で最も低く、整備された登山道で山頂まで約20分。散歩がてらの手軽なハイキングにもおすすめ。
耳成山八合目に鎮座。以前は「天神社」と呼ばれており、農耕神で水の神でもある天神に祈雨神祭などの雨乞いの神事が度々行われていたと記録が残っている。
耳成山近くで地域に親しまれる豆腐店。国産大豆、能登の塩田にがりを使用した豆腐は、大豆の風味を楽しめる。屋号は先代の出身地、石川県の山の名前に由来し、全ての商品に山の名前が付いてユニーク。
標高152.4m、登山口から山頂までは約10分。遠目から見ると丘のような印象ながら、階段状の道が続く少しハードな山道だ。山頂には国常立神社が鎮座し、山中にも古社が点在、神聖な雰囲気が漂う。
天香久山の麓にある神社。本殿はなく、ご神体は天照大御神が隠れた天岩戸と呼ばれる3個の巨石。境内には毎年新しい竹が7本育つ代わりに、別の7本が枯れるという「7本竹」が伝わっている。
持統天皇が694年に飛鳥浄御原宮から遷都し、元明天皇が平城京へ遷都する710年までの16年間都がおかれていた。大和三山に囲まれた場所にあり、春から秋にかけて美しい花が見られる。
昭和15年に誕生した『埴輪まんじゅう』。4種の埴輪をかたどった姿と、北海道産小豆のあん、しっとりと仕上げた生地が好評だ。白あんとクリーム、こしあんクリームの3種を販売。※コロナ禍のためオークホテル1Fにて販売
・8個入り 864円・12個入り 1,296円・20個入り 2,160円
第一代神武天皇が即位されたと伝わる橿原宮址に明治23年創建。神武天皇と皇后を祀り京都御所の内侍所を本殿に、神嘉殿を拝殿にそれぞれ移築された。外拝殿には干支を描いた大絵馬(高さ4.5m、幅5.4m)が飾られている。
大和三山で最も高く標高は199.2m。橿原神宮の北参道に登山口があり山頂までは25分ほど。山頂は見晴らしがよく二上山から金剛山の山並みが広がる。畝火山口神社へ抜ける道もあり。
大同元年(806年)に『新抄勅格符鈔』に「神封一戸を寄せられた」と記録が残る古社。昭和初期までは畝傍山山頂にあったが昭和15年現在地に遷座された。祭神は神功皇后ら3柱で、安産の神として信仰されている。
今井町の町家を利用した古道具&喫茶店。端壮薬品工業のクラフトコーラとコラボした『おにみみコーラフロート』を楽しめる。季節ごとに配合が変わるコーラのスパイスに、甘すぎずやさしい味の手作りアイスがマッチ。
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